炎をイメージしたロゴを作成してみよう

ロゴを作るときには様々なものをイメージのヒントにします。直接的に表現されていなくても、イメージを膨らませるために使われるモチーフもあります。その一つが炎です。いろいろな意味を持つものであり、多くの人に認識してもらいやすいため、ロゴに取り入れられることが多くあります。

ここでは、メリットや取り入れ方について見てみましょう。

会社のロゴなどでは、業務に向かう熱意などを見た人に伝えたいこともあるでしょう。そのような場合に炎のイメージを使うことによって、熱意を伝えやすくなります。炎が熱いものであることは多くの人が認識しています。

だからこそ、デザインとして炎を感じさせるロゴを見ることで、そこに熱を感じやすくなり、熱意を感じることにつながります。強い思いや熱意を伝えたいときに炎をロゴに取り入れることは、作成側の意図を伝えやすいという点で大きなメリットがあります。

形や色を工夫して炎のイメージを盛り込んでみましょう。会社以外でも、スポーツのチームなど熱意が大切になる場面で役立ってくれるモチーフです。

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炎は大きさによっては激しい熱さだけではなく、穏やかな温かさをもたらすものでもあります。ろうそくの炎などは見ていると落ち着く方も多いでしょう。リラックスタイムの演出にアロマキャンドルなどを利用している方もいます。

このように、ほのかに燃えて温かさを出してくれるものとして炎を認識することもあります。それをロゴのデザインとして生かすことができれば、温かみを感じてもらうことができるでしょう。人とつながる仕事や癒しにつながる仕事などの場合には、ロゴにこうしたほんのりと温かみのあるイメージをプラスできることが、お客様とつながっていくために大きな力となってくれるはずです。

炎は燃えていく際に上に上がっていきます。そのイメージでロゴを作ることで、上昇したり盛り上がったりするイメージを付けることができます。企業活動が大きく盛り上がるように、また見た人の気分が上がっていくようになどの願いを込めてロゴに取り入れてみましょう。

商売繁盛や業績アップ、また楽しさなどを感じさせるなど、大きな意味があるロゴに仕上がります。会社はもちろんですが、人が集まって何かを成し遂げる場面であれば使いやすいモチーフです。スポーツなどの趣味の集まりでも活用できるでしょう。

炎が上に向かうイメージが大切ですので、縦方向にスペースが取れる形の配置でロゴにしたいところです。

会社のロゴであれば、仕事の内容が火を扱うものの場合には炎イメージのロゴを作ることで仕事内容が伝わりやすくなります。商品名などであれば、火を使って作られるものなどは炎が見えるとわかりやすいでしょう。火を入れることが特に大切な食べ物などを扱う場合にも、炎を取り入れていくことで温かさやおいしさを伝えやすいデザインになります。

火を使っていることを表して、そこに魅力を感じてもらえるようにロゴを仕上げていきたいものです。

炎ははっきりとした形のないものでもあります。

そのため、自由にイメージしやすく、ロゴにエッセンスを盛り込みやすいでしょう。他に何か基本として入れたいモチーフがあっても、それと炎のイメージを合わせていくこともできます。

他のものと合わせて使うことで、ロゴのバリエーションも増やせます。会社名やチーム名は重なってしまうことも多いです。同じような名称のものがすでにある場合、違った印象にすることが難しいケースもありますが、そのようなときに炎のイメージを足してみるとちょっとした変化がつけやすくなるでしょう。

ロゴにどのように炎のイメージを生かしていくか考えた時、まず挙げられるのが炎の形自体を生かしていく形です。写真を見てイメージしてみてもいいですし、すでにイラスト化されているものを参考にしてみるのもよいでしょう。

ロゴの使い方にもよりますが、細かく色や形が反映できるような場所で使うのであれば、炎の繊細な動きなどを活用していくと神秘的なイメージもプラスできます。見やすく単純化したものも多くの人に目にしてほしい、伝えたいときには有効です。

わかりやすく炎が伝えられる形を選んで、ロゴ全体の形やワンポイント、背景などにプラスしていきましょう。

ロゴとして文字をまず入れたいと考える場合、その文字を炎のイメージで描くことも考えられます。特に毛筆での文字は炎のイメージに近づけやすくなります。筆を払ったラインが上に流れるような形で仕上げられると炎に見えやすくなるでしょう。

熱意や勢いを伝えたいのであれば、文字も力を入れて太くできると表現しやすくなります。アート的な書道が得意な方であれば、魅力的に描きやすいのではないでしょうか。

すでにある程度文字などでロゴのベースが決まっている場合に炎のイメージをプラスしていくときには、色を使う方法があります。赤やオレンジなど炎の色を表すような色でロゴを作ることで、形は全く炎とは関係なくても炎をイメージしやすくなります。

赤や黄色でグラデーションにすると、炎の流れ方なども表現しやすくなるでしょう。たとえシンプルなロゴであったとしても、使える色を考えて炎を表現すると新たな印象を与えられます。

炎は単純な形だけではなく、複雑に流れたり、動くのが特徴の一つです。写真などを見ると様々な動き方をしているのがわかるでしょう。それを生かして、文字や絵と組み合わせていく方法もあります。頭文字などを炎の形に合わせて入れたり、マークを炎に見えるように仕上げていくこともできます。

一見するとただの炎に見えても、そこに文字やマークが隠れているなど工夫を凝らしたロゴにすることもできますので、見た人が面白いと感じてくれるかもしれません。炎の自由に伸びる様子をぜひロゴに生かしてみましょう。

炎は人の暮らしに身近なものでもあり、様々なことを感じることができるものでもあります。そこに含まれる熱や上昇気流などは、ロゴに使うことでプラスのイメージを与えてくれます。決まった形がないからこそ変化を付けやすく、ロゴにも活用しやすいです。

ぜひ炎の良いイメージを生かして、色や形を工夫したロゴを作っていきましょう。

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